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RSSC

Rotator Stretch Shortening Cycle

「回旋系伸長反射」

 

私の公開している技術情報で、競技パフォーマンスUPしているアスリート達がいます。

 

「アドレスの姿勢の変化、姿勢制御」この技術に秘密の鍵を差すとRSSCが発動されるのです。

 

RSSCは、理学療法士など身体に関わる専門家の中で一般的なものです。

 

「伸長反射(SSC:Stretch Shortening Cycle)」ハイスピード・ハイパワーが要求されるスポーツの場面ではSSCだけでは足りず、このRSSCを使いこなすことが非常に重要になる。

 

「伸長反射とは脊髄反射の一つ。つまり、脳による操作ではありません。

収縮メカニズムとしては、骨格筋が受動的に引き伸ばされると、その筋が収縮する現象です」。

 

この収縮は筋肉の伸展によって発生した張力を、その筋肉の中にある「筋紡錘」と言われるセンサーが感受して起こる。

 

RSSCの利点再現性が高いスポーツにおいて、同一の動作を何度も再現できる能力は非常に重要です。

 

省エネいわゆる持久力や、何度も速いボールを投げるなど持久性瞬発力に関する部分です。

 

一般的な筋収縮(力を入れようと思ってその部分に力を入れること)に比べ、RSSCは非常に省エネです。

 

筋の収縮に使われるエネルギー源はATPと言われる物質ですが、RSSCではこのATPの消費が非常に少ないと言われています。

 

ハイパワー・ハイスピードRSSCが発動すると、大変多くの筋肉が動員されます。

 

そして伸長反射による筋収縮速度は通常の収縮よりもその速度は大きくなります。

 

つまり身体の運動速度は非常に速いものとなります。

 

そして当然筋収縮力そのものも能動的な収縮よりも強くなります。

 

加えて、通常の収縮による運動に比べて多くの筋が関連する運動となり、結果としてハイパワー・ハイスピードが生まれます。

 

ケガを防ぐことができるRSSCは多数の筋や関節を動員した運動様式を誘発します。

 

これは運動時において身体にかかるストレスを分散できると言い換えることができます。

 

つまり「局所へのストレスの蓄積」を防ぐことになります。

 

RSSCを発動するための条件機能的なRSSCは、パフォーマンスにおいて発動するには複数の条件があります。

 

筋紡錘の感度が高い状態であること(すなわち、ゆるんでいること)

 

単なる脱力ではなく、画定力が重要となる(画定力;局面に応じて最適な収縮ー弛緩のバランスを実現できる能力)

 

一次姿勢が適正な状態であること肩関節であれば、どんなポジションでもゼロポジションを保持できていること(立甲)

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