「子どもをスポーツ精神障害から守る取り組み」
トラウマ、イップス
子供にもあるトラウマ、イップス
スポーツのトラウマやイップスは、子供でも発症してスポーツから遠ざけてしまいます。
スポーツ競技における人体の正しい動きと技術を考えなければ、子供はイップスを発症させて運動を辞めてしまいます。
動作の失敗が、大きな試合などの特殊な状況になればなるほど記憶に強く刻みこまれ恐れになります。
また、練習で競技技術を教える時、指導者が肉体の痛みや恫喝などを与える事によりパフォーマンスに影響を受ける事があります。
例として過去に私は、位置エネルギーの静止を過緊張させて動かないように恫喝する指導を経験した事があります。
この事により、打つと脳が反応しているのにバットが出なくなったことがあります。
スイングにおける競技に適した位置エネルギーの静止は、正しい競技技術、動作をマスターしなければ体が行うことはできないのです。
競技指導が出来ないから、指導者は出来ない子供にイラつき恫喝してしまうのでしょう。
技術指導 「動くな!」などは、エネルギーの調和で起こる現象を技術指導できないから恫喝する。
人体は、麻痺しないかぎり動きの中で動きが止まることはなく、人間は死ぬまで止まることはできないのです。
子供に技術を教える時、恫喝をして動かないように指導をするとイップスの引き金を植え付けることになります。
集団行動や人としての道徳をしつける時のようにトレーニングや技術動作を恫喝すると子供は、イップスになり運動障害を負います。
無意識で行う運動に異常な意識付けを脳が強く行うようになります。
子供は、肉体、精神の痛みによりイップス、トラウマなどを競技に背負うことになるのです。
イップスは、人間に出来ない動きをするから神経障害の運動麻痺を運動動作中に体がおこす。
ここでは、麻痺という表現をしているが本当の麻痺は、骨が積み木のようにバラバラに崩れ落ちます。
経験したものでしか分からないことですが、これが人の動かない状態なのです。
スポーツムーブメントの止まる、動かないの意味合いは、位置エネルギーの変化についてである。
人間は、位置エネルギーが静止して止まっていても、体は動き続けて姿勢を維持しています。
イップスによる運動障害は、精神、肉体への痛み、恫喝などによりPDSDなどに似た過緊張などによる神経回路のクラッシュだと思われます。
「体も、心も」 子供の時の運動習慣が、将来のスポーツ習慣になります。
未来の子供をスポーツ障害から守ることは、指導の立場にある人達が過去に受けた指導を見つめなおして考え直すことでもあるのです。