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悲鳴を上げる肉体   室伏 広治

 

 

簡単な言い方をすると「金属疲労」

 

堅い金属でも、繰り返し折り曲げると折れてしまう。

 

その物理現象が、体に起こっていると考えてください。



【問題】

反復運動は、繰り返せば繰り返すほど強くなる?

 

【答え】

 ✖

 

 

【室伏理論】

 

いかに高ストレス運動を単純な反復運動にさせないで練習をするか、高ストレスの動きの覚え始めの体は慎重に動きます。

 

それが、脳脊髄に記憶されて慣れてくると勝手に動けるようになってきます。

 

しかし、その運動の慣れが微妙に狂ってくるのです。

 

狂っている高ストレス運動を繰り返しているうちに筋バランスを失い関節は歪み、関節組織を摩耗したりするような関節になります。

 

歪んだ体が、エネルギーの摩擦を生みケガとなる。

 

脳脊髄に記憶させた運動反射に外的ムーブメントのストレスを与えることで脳脊髄の正常なバランス機能を呼び起こす。

 

単純な反復運動に体を感じさせないようにして、脳脊髄の運動機能にノイズの入力をせないようにするのが

 

「頭を使った練習」

 

 

 

 

 

 

 

 

室伏氏の唱える

筋金属疲労の仮説理論を考えてみたいと思います。

 

CCC

細胞サイクル コンディショニング理論

 

 

金属疲労する筋を人間の細胞として考えます。

 

 

細胞

 

筋細胞、「入れ替わりの早い筋細胞成分」は、1カ月で約60%が入れ替わる。

 

「入れ替わりの遅い筋細胞成分」は、180~200日で入れ替わる。

 

 

これをもとに「細胞サイクルコンディショニング理論」とする。

 

筋金属疲労の対象となる細胞は、「入れ替わりの遅い筋細胞」となる。

 

 

検証競技 Baseball

 

MLBの選手をデーターサンプルとして検証する。

 

 

上原 浩治 MLB投手

 

生年月日

4月3日

 

 

サイクルは、生命が誕生した日から繰り返されると仮定する。

 

180~200日を「細胞の生と死」の期間とする。

 

180~200日のサイクルを計算しやすいように半年とする。

 

 

細胞の生と死のサイクルが、行われる期間(180~200日)の筋は金属疲労をし続けると仮定する。

 

 

上原投手の一年のサイクルは、誕生月の4月に細胞は生まれて、9月に死滅して全てが入れ替わるとする。

 

細胞の生と死の入れ替わり、メカニズムは不明。

 


細胞が、栄養、休養、トレーニング、遺伝、環境などにどのような影響を受けて200日あまり生存した筋細胞がどのように死に誕生するのかは謎である。
 

200日あまり生存した細胞がダイナミックに数時間で死に生まれ変わるのか?

 

死後、ある一定期間で入れ替わり生まれ変わるのかなどの情報はない。
 

 

 

分かっている事は細胞の生と死は180~200日で、筋がすべてが入れ替わる。
 

この理論に当てはめると上原投手の金属疲労の時期と

 

細胞の「生と死の節目」が分かることになる。

 

 

4月3日生まれ
 

【MLB 1シーズン】

 

2〜4月、7〜9月は体調不良、原因不明の不調、金属疲労のケガのリスクが高いと考えられる事が出来る。

 

上原投手は、MLBで大きなケガをしている。

 

その時期は、5月に肘、足のケガをしている。

 

 

この理論に当てはめるとケガの原因を求めることができる。

 

細胞が生まれて死ぬまでの期間をさかのぼって検証する。

 

 

細胞の誕生月から、死の月までのトータルコンディショニングのチェックを行う。

 

金属疲労につながる全ての情報を集めて検証してみると筋の金属疲労の原因が分かるということになる。

検証してみるとケガをした年は、例年と違い意気込んで球を投げ、体を作り、体を追い込んでいた可能なども検証できる。

 

また、「細胞の生と死のサイクル」の節目が分かることにより

1シーズンを半年ごとに疲労状況をイメージしたトータルコンディショニングマップを作ることが出来る。

 

ケガをした場合、180~200日の細胞サイクルを振り返り、筋の金属疲労につながった原因を探し求める事が出来る。

 

栄養、休養、トレーニングを理論のもとにトータルコンディショニング分析できる基準が生まれる事になる。

 

(例)

栄養なら、節目を迎える(3か月?時期)は高たんぱく食を中心にする。

 

休養は、不調リスクの高い期間は反復練習強度を抑える。

 

トレーニングは、不調リスクの高い時期は筋を固めるトレーニングは行わない。

 

この理論が立証されるとケガのリスクを予測して、シーズンのコンディショニングを考えることもできるようになる。

 

この理論が発展して、視点のまったく違った新たなコンディショニングの価値が誕生するかもしれない。

 

 

筋金属疲労による疲労性によるケガの定義は

 

「生まれた筋細胞は、繰り返して酷使されることにより筋金属疲労を起こして死んでいく。」

 

筋金属疲労リスクを細胞サイクルコンディショニング理論として仮定して考える。

「生まれた月から、筋が全て入れ替わる時期を計算して過去1シーズンでの調子の波を検証する。」

 

経験から不思議と選手は、1シーズンの調子の波が、同じように繰り返す。

 

(例)

「毎年、誕生日の前に不調の時期を過ごし、誕生日を過ぎたころに調子を上げてくる。」

 


 

この理論は、私の思いつきの仮説のコンディショニング理論です。

 

検証は、MLB選手6名で行いました。

 

(仮説)検証データー

「細胞死と生のサイクル}

180~200日を半年の目安とする。

 

「シーズンが始まって、筋金属疲労で調子が落ちる時期」

 

ICHIRO

2~4月は、調子が落ちる。

 

田中投手

3~5月は調子が落ちる。

 

黒田投手

5〜7月は、調子が落ちる。

 

ダルビッシュYU投手

6~8月は、調子が落ちる。

 

青木選手

4~6月に調子が落ちる。

 

上原投手

2~4月に調子が落ちる。

 

 

 

CCC 細胞サイクルコンディショニング理論

MLB ICHIRO編

 

今まで選手起用の波の無いICHIRO選手で、CCC理論を考えてみたいと思います。

細胞入れ替わりの仮定

180~200日
予測値は、分かりやすいように半年とする。

ICHIRO

仮定:2~4月、8~10月は、細胞の老化で体調が落ちる。

細胞の老化スピードと筋金属疲労の関係は分かっていないが、室伏理論だと関係する。

10月22日生まれのICHIROは、細胞死の節目が4月前後に迎える。

細胞死と生の入れ替わりの動きは、分かっていない。

体内環境状態で、良質の細胞、入れ替わるスピードが変わるのかもしれない。

月別成績データーでは、4月の成績が悪く。

その後は、安定してくる。

年齢による老化、細胞の老化、死と生、シーズンの過ごし方としてCCC理論をもとに科学的に工夫することができると考える。

老化、死と生の節目の過ごしかた。

フラッシング法

筋細胞は、酸素と栄養を多く与えると回復、発達する。

血液の循環を良くする。

トレーニングで血液を多く筋に送り込む。

プールなどの運動療法、ジャグジー、磁気、マッサージ、酸素などの対処療法などで、血液循環を良くする。

バランスの取れた高たんぱく食を取り入れる。

2〜4月に高タンパク食を取り入れる。

4〜5月の若い細胞に入れ替わった後、10〜11月の入れ替わり時期の数か月前から再び高タンパク食を取り入れる。

細胞が入れ替わった後は、内臓負担を考えて高タンパク食を辞める。

栄養補助食品などを活用する。

CCCでICHIROの活躍をサポート

 

理論が確立すると
こんな時代が来るかもしれません。

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